一人暮らしが落ち着いてきたら「賃貸契約書」を再確認しよう
初めての一人暮らし、ワクワクと不安のスタートも少しずつ慣れて
きたことろですね。
一人暮らしが落ち着いたこの時期、ぜひ確認していただきたいのが
「賃貸契約書」です。
賃貸契約書には、とても重要なことがたくさん書いてあります。
覚えていますか?
□ 契約期間
□ 賃貸料
□ 更新の時期と金額
□ 火災保険の内容
□ 家賃の振込み日
□ 禁止事項
□ トラブル対応時の連絡先
□ 退去の時のこと
不動産屋さんで説明を受けた時にはわかったつもりでも、時間がたつと
これって何だろう? ということもあります。
よくある「なんだろうポイント」を2つご紹介します。
1. 善管注意義務
「賃借人は、社会通念上要求される程度の注意を払って賃借物を
しようする義務が課せられている」
これは、ザックリ言うと「お部屋を借りている方は自分の家と
同じように大切に使ってくださいね。」ということ。
例えば、通常の掃除をせずにいたために、特別な清掃をしなければ
ならないようなカビなどの汚れがあった場合などは「善管注意義務違反」
をして損害を発生させた…と考えられます。
特別清掃やクロスの張り替えなど大掛かりなことになると出費も
かさんでしまいます。
2. 禁止事項
契約書に書かれているすべての禁止事項については、具体的に
どんなことを指しているのかを再度確認しましょう。
記載されている内容は物件によって様々です。
お友達の賃貸物件はokだから自分のところも大丈夫だろう…
というような安易な判断は禁物です。