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チキンラーメンに卵を落として食べるのはいつから定番になったのか

日清食品のチキンラーメンといえば、自分で生卵を割り入れて食べるのが定番になっている。卵を乗せるくぼみがあり、卵を割り入れたときに、黄身と白身がずり落ちないよう、うまく収まるポケットすら設けられている。


ところで、この「チキンラーメン×卵」はいつ頃からはじまったのか、そして、チキンラーメンの麺と卵の相性の良さの理由、卵に代わる組み合わせ食材について
日清食品に聞いてみた。


「チキンラーメン×卵」は41年前には存在していた。


日清食品からチキンラーメンが販売開始されたのは、昭和33年の夏。今から59年前のことだ。生卵を割り入れる食べ方は、いつ頃、世間に知れ渡ったのだろうか? 日清食品の担当者は、次のように答える。


「チキンラーメンのテレビCMで、初めて卵をのせたシズルを出したのは、昭和51年(1976年)に放送された『うぐいす姫 篇』が最初になります」


昭和51年となると、今から41年前。この頃から、世間にチキンラーメンと卵の組み合わせとビジュアルが知れ渡っていったようだ。


チキンラーメンと卵の相性の秘密は?


ところで、普段、とくに疑問にすら思わず、CMで見たままにチキンラーメンに卵を割り入れているが、そもそもチキンラーメンと卵とは相性が良いように思われる。果たして、どんな秘密があるのだろうか?


「チキンラーメンのおいしさの秘密である『国産チキン』を使用したスープが、卵との相性が良いことが一つ。さらに、スープの味の特徴である“ローストしたしょうゆの風味”という点も、ちょうど卵焼きに醤油をかけるのと同じ意味での、相性の良さにつながっているかと思います」


卵との相性の良さは、スープのチキン風味や醤油味とのマッチングにあったようだ。


ちなみに、チキンラーメンの上に乗せた卵は、生、半熟、完全に固まった状態のうち、どれがおすすめなのかを担当者に尋ねてみると、「食べる方のお好みで」「チキンラーメンはお湯を入れてから3分で召し上がっていただくものですので、それにあわせていただければと思います」とのことだった。3分の間でできあがった状態でいただくのが一番いいのかもしれない。



「チキンラーメン×卵」を超える食材は?



「チキンラーメン×卵」には、さまざまな食べ方アレンジがある。例えば、鍋で卵と煮込む「かきたま」や、麺を卵につけて食べる「つけたま」などはCMでも紹介された。


しかし、この卵を超えるチキンラーメンとかけあわせる食材はいまだに登場していないように見える。将来、「Wたまごポケット」のように、食材に合わせてチキンラーメンの仕様を変える予定はあるのかと尋ねると、「まだ未定」とのことだった。


公式サイトでは、「高菜漬け」「さつま揚げ」「ごぼうサラダ」「ミニトマトとベーコン」「ミモレットチーズ」といったチキンラーメンとの組み合わせも公開されているが、まだ卵を超える食材は現れていないようだ。